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できるだけ歯を抜かない矯正を

できるだけ歯を抜かない矯正
矯正治療で歯を抜く・抜かないについては様々な意見があります。歯を動かすスペースを作るために歯を抜くという先生もいれば、できるだけ抜かないという先生もいます。矯正歯科医の間でも大きく意見が分かれますが、歯を抜くことは多少なりとも患者さまのからだに負担をかけます。

当院では患者さまの体に負担をかけないよう、できるだけ歯を抜かない矯正治療を行っています。成人でしたら約半数の方、お子さまでしたら7〜8歳ごろの混合歯列期(永久歯に生えかわる前)に治療を始めれば、7〜8割の方が歯を抜かずに矯正治療を終えています。当院では患者さまの歯並びや噛み合わせ、あごの骨の状態を正確に調べた上で、歯を動かすスペースがどうしても確保できないときに限り、抜歯を行っています。

歯の動くスペースを作るために抜歯をする

できるだけ歯を抜かない矯正できるだけ歯を抜かない矯正治療を行うためには、できるだけ早い時期に矯正治療を始めることです。当院ではお子さまのあごの成長を促しながら矯正しますので、7〜8歳ごろまでに始めれば歯を抜かずに済む可能性が高くなります。

不正歯列の多くはあごが狭い、あるいは歯が大きいため、歯がおしくらまんじゅうの状態になり歯列からはみ出しています。この状態で歯を動かそうとしても移動スペースがないため、矯正治療ができません。

成長期のお子さまでしたらあごの骨を広げることでスペースが確保できます。しかし成長を終えた成人ではあごの大きさは変えられません。そこで抜歯をしてスペースを作ってあげることで歯がスムーズに移動でき、歯並びを整えることができます。

狭いスペースに無理に押し込もうとしても、治療後、またもとの状態に戻ってしまっては意味がありません。それを避けるための抜歯であることを、ご理解いただければと思います。

歯のエナメル質を削って歯を小さくし、抜歯を避ける

抜歯と非抜歯の中間的な処置として、歯の表面を削って大きさを変える方法があります。

これはストリッピングという方法で歯のエナメル質を薄く削ります。あごが狭く歯が移動できない場合、歯を少し削ることでスペースが確保できるときは、この方法で行います。削る量は1本の歯で0.5㎜とごくわずかですので痛みを伴うことはありません。

ただし歯を削る量は限られ、大きくスペースを作らなければならないときには対応できかねます。その場合には抜歯をして対応します。


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