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2011年3月22日

外科手術が必要な矯正があると聞いたのですが・・・

外科矯正は、手術であごの形を変えていきます。ですから、受け口の方の場合、噛み合わせはもちろん、あごが出た感じが改善されます。手術を行わない矯正治療だけでも受け口は治せますが、あごの出た感じは変わりません。また十度の受け口の場合は手術しないと噛み合わせが治せないこともあります。

もしも、あごが出ていることが最も気になっていることで、それを治したいというのであれば手術をすべきということになります。受け口でよく食べ物が噛めないということであれば矯正だけでもよいかもしれません。

表側矯正と裏側矯正の違いは何ですか?

歯を動かすためのブラケットという装置を、歯の表側につけるか裏側につけるかの違いです。

治療中の見た目をどの程度求めるかによって、表か裏かをお選びいただけます。

以前は表側矯正に使うブラケット素材が金属だったので、歯が見えた時にはギラッと装置が目立ちました。そのため、矯正歯科治療中の審美性を求められる方は裏側に装置をつけるしかありませんでした。

しかし、ブラケットの開発は日々進化しており、現在では歯の色にそっくりで、変色もしないセラミックブラケットが主流となりました。さらにブラケット同士をつなぐワイヤーも、シルバーではなく、白くコーディングされたホワイトワイヤーが登場したことで、より見た目に優れた表側矯正が可能になっています。しかし、やはり表側に装置が付くことにどうしても抵抗がある場合は裏側矯正が有効です。

裏側矯正は、しゃべりにくい、舌が痛い、食べ物が詰まる、歯みがきがしにくいなどの問題があります。また、裏側に比べ術者も操作が難しく治療時間も長くなりがちです。費用も表側に比べ1.5~2倍程度かかります。このようなため、当院ではまず表側矯正を患者さまにお勧めしています。

いま虫歯があります。一緒に虫歯の治療はできますか?

まず虫歯治療を行う必要がありますので、一般歯科医院をご紹介しています。また虫歯がみつかった場合、矯正装置を付ける前に虫歯を先に治療する必要があります。もし矯正装置を付けてから虫歯ができたときは、虫歯の治療のため一旦ワイヤーをはずすこともあります。

当院は矯正専門の歯科医院であるため、虫歯治療は行っておりません。患者さまのかかりつけの歯科医院あるいは、当院が信頼できる歯科医院をご紹介して治療していただきます。これは抜歯に関しても同様です。

当院で虫歯治療を行わない理由は、日々虫歯治療を行っている歯科医にお願いするほうが、患者さまにとってメリットが大きいと考えているからです。同じ歯科医でも得手不得手はあるものです。

治療内容によって、その道のプロにお願いすることが、患者さまにとって最善の治療法だと思います。内科の専門医が心臓外科手術を行わないことと同じだとイメージしていただければわかりやすいかと思います。

矯正治療は何歳まで受けられますか?

矯正に年齢制限はありません。
歯槽膿漏のように歯がグラグラになっていない限り、何歳でも治療は可能です。ただし、悪い噛み合わせを何十年も放置していた結果、治療が出来ない場合もありますので、出来るだけ早く治療を開始することをお勧めいたします。

こどもの矯正治療はいつ始めたらよいでしょうか?

こどもの矯正治療の場合、お子様の持っている成長能力をうまく引き出して歯並びや噛み合わせを治すようにします。そのため成長がたくさん残っている年齢の若い時期の方が一般的に有利です。

しかし、いつが治療開始にもっとも適した時期かについては不正咬合(噛み合わせや歯並びが悪いこと)の種類や状態によって異なります。

何か気になることがあったら、早めに矯正歯科医にご相談されるのが良いと思います。早すぎる場合は観察を続けながら待てば良いだけです。逆に遅すぎると成長を利用した治療が出来なくなってしまう場合があります。

2011年3月18日

症例数5000以上 院長の技術力

院長の技術力「矯正専門医院はたくさんあるけど、どの医院を選べばいいか迷っている」という方は多いのではないでしょうか?当然ですが、ひと口に「矯正の専門医院」といってもプロ選手と同じように、二軍選手からメジャーリーガーまで、治療技術には大きな差があります。

当クリニック院長の技術力と治療へのこだわりについてご紹介します。

院長の技術力

「噛み合わせ」を考えた矯正治療

噛み合わせを考えた矯正良い噛み合わせとは、ただ単純に前歯がきれいに並ぶだけでなく、左右の上下奥歯がしっかり噛み合い、上下の歯を合わせたまま下顎を前後左右に動かした時に理想の接触状態になることです。

当院では、こうした機能的な噛み合わせが得られるような矯正治療を目標としています。

噛み合わせを考えた矯正

痛みの少ない矯正治療

痛みの少ない治療「いつもワイヤーに引っ張られる感じがする。ワイヤー調整後、強い痛みがあって辛い」

治療中の痛みは矯正治療をした方なら、ほとんどの人が経験していると思います。痛みが生じるのはワイヤーで引っ張り歯を動かすからですが、このとき力が強すぎると強い痛みとなって現われます。無理に力を加えて歯を動かすのですから、ある程度の痛みが伴うのは仕方がないと言われています。ところが歯科技術の発達により、最近では痛みの少ない矯正が行われるようになってきたのです。

痛みの少ない治療

歯を抜かない矯正治療を目指す

できるだけ歯を抜かない矯正矯正治療で歯を抜く・抜かないについては様々な意見があります。歯を動かすスペースを作るために歯を抜くという先生もいれば、できるだけ抜かないという先生もいます。

矯正歯科医の間でも大きく意見が分かれますが、歯を抜くことは多少なりとも患者さまのからだに負担をかけます。

当院では患者さまの体に負担をかけないよう、できるだけ歯を抜かない矯正治療を行っています。成人でしたら約半数の方、お子さまでしたら7〜8歳ごろの混合歯列期(永久歯に生えかわる前)に治療を始めれば、7〜8割の方が歯を抜かずに矯正治療を終えています。当院では患者さまの歯並びや噛み合わせ、あごの骨の状態を正確に調べた上で、歯を動かすスペースがどうしても確保できないときに限り、抜歯を行っています。

非抜歯矯正を目指す

他人に気づかれない矯正装置

他人に気づかれない矯正装置矯正装置のワイヤーが気になり、矯正治療を諦めている方はいませんか?安心してください。見えない矯正装置を使えば、誰にも気づかれずに矯正治療が行えます。当院では審美性を考慮したマウスピース矯正装置を扱っていますので、ワイヤーが気になる方でも安心して矯正治療を受けられます。

マウスピース矯正装置にはクリアアライナーやインビザラインなど色々な種類があり、それぞれに特長があります。その中でも当院は歯の動きに合わせながらマウスピースを作り変えていく「マウスピース型のアライナー」を使用しています。

見えない矯正装置

治療期間約2年。スピーディーな治療

当院では歯に無理な負担をかけず、歯周組織(歯を支えている組織)を考慮した、安全で確実な矯正治療を心がけています。

矯正期間の目安は抜歯の有無によって異なりますが、非抜歯で約1年半です。抜歯を伴う場合は約2年が目安です(ただし年齢や顎の状態などによってはこの限りではありません)。

治療の期間・流れ

受付

受付
治療内容やスケジュール等、わからないことがありましたら何でもお気軽にお問い合わせください。また、診療をお待ちの間は、テレビモニターをみながらおくつろぎください。

待合室

待合室
もし診療を待たれることがあっても、リラックスした雰囲気でお過ごしいただけますよう、常に明るく清潔な状態にしています。

診療室

診察室
患者さまごとに時間をかけ、説明を多くする矯正歯科治療ですので、リラックスできるように広めにスペースをとってあります。

歯磨きコーナー

歯磨きコーナー
まず、治療に入る前にこの歯磨きコーナーで歯磨きをしていただいた後、診療台で磨き残しのチェックをします。ご自分のブラッシングのクセを知ることで、磨き残しを防ぎ、虫歯・歯周病を予防します。

約5000症例の矯正を行ってきた歯科矯正のエキスパート

院長・鐘ヶ江晴秀こんにちは。かねがえ矯正歯科クリニックの院長・鐘ヶ江晴秀です。

わたしは昭和大学・明海大学の歯学部矯正科の助教授・教授として多くの最先端の治療に接してきた経験をもとに、一人ひとりの患者さまに矯正専門医として最も適した治療をご提案するように心がけています。

そのためには患者さまと徹底的に話し合い、患者さまのご希望を可能な限り取り入れた安全確実で、満足していただける治療を実践して行くよう努めております。

歯並びや噛み合わせでお悩みの方、ぜひ一度ご相談下さい。必ず満足の行く治療法をご提示できると思います。
 

医療従事者は人の役に立つ仕事

院長挨拶わたしは姉4人・兄1人の6人きょうだいの末っ子で育ちました。末っ子とはいえ男の子には厳しくて、両親は顔を見るたびに「勉強しなさい!」ってうるさかったんですよ。でも勉強や試験が大嫌いで、授業が終わるとランドセルを背負ったまま友達と道草をして帰ってくるような子どもでした。

兄は優秀で3歳しか離れていなかったので、いつも比較されていましたね。その反発心もあったのかもしれませんが、幼いころから組織の中で働くことは自分には向いていないと感じていました。

父は不動産鑑定士をしていましたので、人の役に立つ仕事をしていました。そんな影響もあってか、将来は人の役に立つ専門職に就きたいと思っていましたね。

「人の役に立つ」といっても、あまりにも漠然とし過ぎていますよね(笑)そんな中でも人の役に立つことがリアルに感じられる職業が医療従事者でした。医者や歯医者のように病んでいる人を治したい。そんな気持ちが生まれ、歯科医を目指すようになりました。

ダイナミックに動かす矯正治療の面白さ

院長挨拶口腔外科か矯正歯科か。どちらに進むべきか。専門性の高い治療を行いたかったので、どちらを選ぶか真剣に悩みましたね。わたしが大学で学んでいたころは、今から30年以上も前の時代です。当時は歯科の中で専門性がある診療科目は口腔外科、小児歯科と矯正歯科だけでした。ほかは一般歯科でひとくくりにされていたんです。

口腔外科は口腔がんなどの治療もでき、魅力的だったのですが、専門医としての可能性を考え、歯科矯正医の道を選びました。

矯正歯科の面白さは、ダイナミックに人の口の中の状態を変えられることだと思います。歯の位置やあごの大きさを変えていくのは、一般歯科ではできないことですよね。そういう意味では専門性があってやりがいがある仕事だと思います。

ただその反面、難しい症例に直面したとき、「自分の手には負えないからほかの先生のところで診てもらってください」とは口が裂けてもいえないんですよ。専門性が高いゆえに頼るところがない......われわれ矯正医が悩むところでもありますね。

だから夜寝る時は絶対に治療のことは考えないようにしています。あの場合はどう動かせば......なんて考え出したら眠れなくなったということが何回もあったんです。だから敢えて考えないようにしていますね(笑)

医療のあるべき姿を追求口蓋裂治療への取り組み

院長挨拶昭和大学時代、口唇口蓋裂の治療に取り組んでいる教授がいました。

歯科医療に信念をお持ちの方で、医療の本来あるべき姿をわたしに教えてくれました。先生からはたくさんのことを学びましたが、特に心に深く残っている言葉があります。

「治療というものは、一番必要とされている人にやるべきだ。もっとも治療を必要としている患者さんは、先天異常のために噛み合わせや歯並びがひどく、困っている人たちだ」

この教えがもとでわたしは口唇口蓋裂の研究・治療に力を注いでいくようになりました。最近の歯科医院がビジネス化していく風潮にあります。否定するつもりはありませんが、本来の医療と少し道がそれているような気がします。

われわれ歯科医師の使命は、口唇口蓋裂のように本当に治療を必要としている患者さまに対して、自分が持っている技術や知識を提供し、その人を幸せにすることだと思います。

難症例の治療は難しく時間と労力がかかります。それでも必要とされている人たちのために、わたしの持っている力を発揮することが、医療従事者としての務めだと思います。

患者さまの心を汲み取る治療を心がける

院長挨拶矯正治療は治療期間が長いため、患者さまとのお付き合いも長期化することがしばしばです。8歳ごろから治療を始めると10年近いお付き合いになりますので、矯正が終わるころには一人前の大人に成長しています。女性の患者さまの中にはご自分の結婚式の写真を送ってきてくれる方もいるんですよ。笑顔が似合う花嫁さんを見ると、本当に嬉しくなりますね。

矯正治療をする方は、みんな何らかのコンプレックスを抱えています。明るく振る舞っている方もいらっしゃいますが、カウンセリングをしていると、患者さまの気持ちが伝わってくるんですね。

口の中に慣れない装置を入れ、高い費用をかけてまで治療をするんですから、われわれ歯科医師は患者さまの心をきちんと汲み取っていかないとダメだと思うんですよね。だからこそ患者さまの気持ちに応えてあげられるように精いっぱい対応していきたいと思っています。

プロフィール

かねがえ矯正歯科クリニック院長:鐘ヶ江晴秀院長挨拶

【経歴】
1976年城西歯科大学(現、明海大学歯学部)卒。歯科開業医に1年間勤務の後、1977年より昭和大学歯学部歯科矯正学教室入局。助手、講師、助教授を歴任。この間、1988年には歯学博士の称号が与えられる。

1993年開業のため退職。1994年東京都町田市において「かねがえ矯正歯科クリニック」を開設し、院長となる。多くの患者さまに恵まれ臨床に従事していたが、2000年に母校の明海大学歯学部歯科矯正学講座の主任教授に就任したため、「かねがえ矯正歯科クリニック」を代診に託す。大学においては教育・研究とともに先端的な矯正治療に従事し、最新の技術を用いた多くの症例を経験した。

またこの間、学会等でも活躍し、日本矯正歯科学会理事、東京矯正歯科学会会長、日本顎変形症学会評議員、日本口蓋裂学会評議員などを歴任している。

2010年3月大学を退任し、4月より「かねがえ矯正歯科クリニック」に復帰。

歯がでこぼこ......

歯並び
●歯の列がでこぼこしていると感じる
●歯に食べカスが残りやすい
●笑うと犬歯(八重歯)が見える

「叢生(そうせい)/乱杭歯、八重歯」である可能性があります。顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪いために、歯がでこぼこに生えたり、重なったりしている状態です。歯を磨きにくく、そのため虫歯や歯肉炎を起こしやすくなります。歯周病にまで発展すると、若くても歯を失う可能性があります。

症例
歯並び
 

受け口で悩んでいます

歯並び
●口を閉じると、下の歯列が上の歯列よりも前に出ている
●顎がしゃくれている
●下顎が発達しすぎている
●うまく咀嚼ができない
●言葉が聞き取りにくい、と言われることがある

「反対咬合(はんたいこうごう)」である可能性があります。一般的には「受け口」と言われます。遺伝的な要因もありますが、上唇を噛んだり、舌を突き出す等の癖が原因となっていることもあります。

症例
歯並び
 

出っ歯がずっと気になっています

歯並び
●上の前歯が下の前歯よりも、ひどく前に出ている
●上唇が上ったままで、口を閉じにくい
●無理して口を閉じると、口元が不自然に歪む

「上顎前突(じょうがくぜんとつ)/出っ歯」である可能性があります。一般的には「出っ歯」とよばれます。前歯の角度異常、上あごが成長し過ぎている、下顎の成長不足、指しゃぶりの癖等が原因となります。また、発育過程で鼻に疾患を抱え、口呼吸になっている子どもにも多く見られる症状です。

症例
歯並び
 

噛み合わせが深い

歯並び
●噛み合わせると前歯が深く沈み、上の歯が下の歯を隠してしまう

「過蓋咬合(かがいこうごう)/ディープバイト」である可能性があります。噛み合わせが深すぎる状態です。乳歯を早期に喪失したり、虫歯による奥歯の欠損を放置することが原因となることがあります。顔面骨格の不調和が原因となっていることもあります。笑ったときに上あごの歯肉が見えてしまったり、下の前歯が上あごの内側の歯肉を傷つけて炎症を起こすこともあります。

症例
歯並び
 

前歯がうまく閉じられない

歯並び
●口を閉じても上の前歯と下の前歯の間に隙間ができてしまう
●舌を前方に突き出す癖(舌癖)がある

「開咬(かいこう)/オープンバイト」である可能性があります。子どものころの指しゃぶりや、舌を突き出す癖、口呼吸等が原因となります。上下の前歯を閉じても隙間ができるため、前歯で食べ物を噛み切ることが難しく、横の歯で噛み切ることになります。発音しづらいため、言葉が不明瞭で聞き取りにくくなることもあります

症例
歯並び
 

すきっ歯で悩んでいる

歯並び
●歯と歯の間があいている
●サ行などが発音しにくい

「正中離開(せいちゅうりかい)/空隙歯列(くうげきしれつ)」である可能性があります。顎と歯の大きさが合っていない場合や、そもそも生えてきている歯が足りないことが原因となります。歯と歯の間に隙間ができてしまっている状態なので発音がしにくく、見た目もよくありません。軽度の場合なら、ラミネートベニアとよばれるセラミックの材料で隙間を埋めることで改善できる場合もあります。

症例
歯並び

保険適応の矯正治療

当院は「健康保険適応の矯正治療ができる施設」として、厚生労働省より認定を受け(指定自立支援医療機関)、開院以来、150症例以上の口唇裂・口蓋裂の治療を行ってきました。口唇裂・口蓋裂とは上顎の骨やくちびるが割れる先天異常の病気で、難症例の一つにあげられています。

院長は昭和大学、明海大学において口唇裂・口蓋裂の研究・治療に力を入れ数多くの症例に携わり、上顎の割れている箇所の手術や、特殊なあごの形状のため悪くなった歯並びや咬み合わせをどのように治療するか、ということを学んできました。

歯並びが気になる、咬み合わせが気になるなど、矯正治療を受ける理由はいろいろあります。その中でも特に治療が必要な方は、口唇裂・口蓋裂のような難症例の患者さまだと思います。

長年培ってきた知識と技術をフルに発揮しながら、もっとも治療を必要している方のために必要な医療を提供するために、日々研鑽を積んでいます。

保険が適用できる矯正治療

矯正治療は基本的に健康保険が適用できず、その多くが「自由診療」です。そのため治療費は患者さまの全額負担となります。しかし国が定めた特定の疾患に限り、保険が適応される矯正治療が可能です。

当院は「健康保険適応の矯正治療ができる施設」として、厚生労働省より認定されています(指定自立支援医療機関)。以下の症状が疑われる患者さまは、ぜひ一度ご相談ください。

健康保険が適応される症状

健康保険が適応され矯正治療には、次のような症状があります。
*25以下は2010年4月以降、新規に適用拡大された先天性疾患です。

1.顎骨の外科的手術が必要な顎変形症を伴う噛み合わせの異常
2.口唇裂・口蓋裂(こうしんれつ・こうがいれつ)
3.ゴールデンハー(Goldenhar)症候群(鰓弓異常症を含む)
4.鎖骨・頭蓋骨異形成
5.クルーゾン(Crouzon)症候群
6.トリチャーコリンズ(Treacher-Collins)症候群
7.ピエールロバン(PierreRobin)症候群
8.ダウン(Down)症候群
9.ラッセルシルバー(Russell-Silver)症候群
10.ターナー(Turner)症候群
11.ベックウィズ・ヴィードマン(Beckwith-Wiedemann)症候群
12.尖頭合指症
13.ロンベルグ(Romberg)症候群
14.先天性ミオパチー
15.顔面半側肥大症
16.エリス・ヴァン・クレベルド(Ellis-vanCreveld)症候群
17.軟骨形成不全症
18.外胚葉異形成症
19.神経線維腫症
20.基底細胞母斑症候群
21.ヌーナン(Noonan)症候群
22.マルファン(Marfan)症候群
23.プラダーウィリー(Prader-Willi)症候群
24.顔面裂
25.筋ジストロフィー
26.大理石骨病
27.色素失調症
28.口顔指症候群
29.メービウス症候群
30.カブキ症候群
31.クリッペル・トレノーネイ・ウェーバー症候群
32.ウィリアムズ症候群
33.ビンダー症候群
34.スティックラー症候群

治療の期間・流れ

治療の期間・流れ
当院では歯に無理な負担をかけず、歯周組織(歯を支えている組織)を考慮した、安全で確実な矯正治療を心がけています。

矯正期間の目安は抜歯の有無によって異なりますが、非抜歯で約1年半です。抜歯が伴う場合は約2年が目安です(ただし年齢や顎の状態などによってはこの限りではありません)。

矯正治療を始める前に準備編

1.初診相談(30分)
問診や視診をしながら診察します。約30分かけてゆっくりお話をお聞きしますので、治療中の不安や疑問にも丁寧にお答えします。
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2.精密検査(30分〜1時間)
矯正歯科治療を始める前に精密検査を行います。歯の写真、歯と頭部のレントゲン写真、歯型など治療計画立案に必要な資料をとります。また症状により顎関節のレントゲン写真や顎運動の検査も行います。
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3.矯正診断(30分~1時間)
精密検査の結果をもとに、不正咬合の診断と治療計画・治療方法ならびに治療期間、矯正歯科料金について説明をします。

矯正治療開始

1.治療の準備
矯正治療を始めるための準備として、虫歯の検査と舌の訓練、状況に応じて抜歯を行います。なお虫歯の治療や抜歯が必要な場合は専門の歯科医院をご紹介します。
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2.矯正装置スタート
患者さまの歯の形に合わせた矯正装置を作った後、装置を取り付けて矯正治療をスタートします。調整は、約1か月に1回程度の通院が一般的です。
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3.歯みがきの練習
装置をつけた後も、虫歯や歯周病を防ぐために歯みがき指導をします。また来院時は衛生士によるクリーニングと歯石除去を行っています。
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4.調整終了後、装置の取外しと歯の固定(保定期間)
調整期間が終わると装置を取外し保定期間に入ります。保定とは、きれいになった歯並びを自然に安定するまで軽くとめておくことをいいます。
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5.検査・診断
装置を取外した後の動いた歯やあごの状態を確認するために、歯型・レントゲン・写真を摂ります。
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6.保定観察
約3か月〜半年に1回程度の通院で、保定装置の使用状況や歯の状態を観察します。
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7.終了
歯が完全に安定した状態になったと判断されると矯正治療が終了します。

【見えない矯正装置】「マウスピース型のアライナー」

見えない矯正装置
矯正装置のワイヤーが気になり、矯正治療を諦めている方はいませんか?安心してください。見えない矯正装置を使えば、誰にも気づかれずに矯正治療が行えます。当院では審美性を考慮したマウスピース矯正装置を扱っていますので、ワイヤーが気になる方でも安心して矯正治療を受けられます。

マウスピース矯正装置にはクリアアライナーやインビザラインなど色々な種類があり、それぞれに特長があります。その中でも当院は歯の動きに合わせながらマウスピースを作り変えていく「マウスピース型のアライナー」を使用しています。

なお当院では舌側矯正は行っていません。この装置は歯の裏側に装着するため取り付けが難しく、表側より強い力で歯を引っ張るため痛みが伴います。また舌に装置があたったり、歯が磨きにくかったりと、患者さまにとってのメリットが少ないように思えます。これらの理由から舌側矯正装置は扱っていませんので、ご理解いただければ幸いです。

透明で目立たない矯正装置マウスピース型のアライナー

他人に気づかれない矯正装置透明なマウスピース型の目立たない矯正装置です。歯型に合わせたマウスピースを定期的に交換していきますので、精度の高い矯正治療が行えます。

2〜3か月ごとに歯型を取り、一度に2~3種類のマウスピース装置を作り、新しい装置と交換していきます。少しずつ歯を動かしますので、無理のない矯正治療が可能です。

マウスピース型のアライナーは抜歯を必要としない比較的軽い不正歯列に適応でき、歯を広げながら歯並びを揃えていきます。治療期間も1年程度と比較的短く、ワイヤー矯正と比べて痛みが少ないのが特長です。また使用したマウスピースは保定用のリテーナー(保定装置)としても利用します。

なお前方に飛び出している歯を押しこめるときや、抜歯が必要な場合、あるいは上下のあごに大きな不調和があるケースにはマウスピース型のアライナーは適応できません。歯の状態を確認した上で判断いたしますので、ご希望の方はご相談ください。

できるだけ歯を抜かない矯正を

できるだけ歯を抜かない矯正
矯正治療で歯を抜く・抜かないについては様々な意見があります。歯を動かすスペースを作るために歯を抜くという先生もいれば、できるだけ抜かないという先生もいます。矯正歯科医の間でも大きく意見が分かれますが、歯を抜くことは多少なりとも患者さまのからだに負担をかけます。

当院では患者さまの体に負担をかけないよう、できるだけ歯を抜かない矯正治療を行っています。成人でしたら約半数の方、お子さまでしたら7〜8歳ごろの混合歯列期(永久歯に生えかわる前)に治療を始めれば、7〜8割の方が歯を抜かずに矯正治療を終えています。当院では患者さまの歯並びや噛み合わせ、あごの骨の状態を正確に調べた上で、歯を動かすスペースがどうしても確保できないときに限り、抜歯を行っています。

歯の動くスペースを作るために抜歯をする

できるだけ歯を抜かない矯正できるだけ歯を抜かない矯正治療を行うためには、できるだけ早い時期に矯正治療を始めることです。当院ではお子さまのあごの成長を促しながら矯正しますので、7〜8歳ごろまでに始めれば歯を抜かずに済む可能性が高くなります。

不正歯列の多くはあごが狭い、あるいは歯が大きいため、歯がおしくらまんじゅうの状態になり歯列からはみ出しています。この状態で歯を動かそうとしても移動スペースがないため、矯正治療ができません。

成長期のお子さまでしたらあごの骨を広げることでスペースが確保できます。しかし成長を終えた成人ではあごの大きさは変えられません。そこで抜歯をしてスペースを作ってあげることで歯がスムーズに移動でき、歯並びを整えることができます。

狭いスペースに無理に押し込もうとしても、治療後、またもとの状態に戻ってしまっては意味がありません。それを避けるための抜歯であることを、ご理解いただければと思います。

歯のエナメル質を削って歯を小さくし、抜歯を避ける

抜歯と非抜歯の中間的な処置として、歯の表面を削って大きさを変える方法があります。

これはストリッピングという方法で歯のエナメル質を薄く削ります。あごが狭く歯が移動できない場合、歯を少し削ることでスペースが確保できるときは、この方法で行います。削る量は1本の歯で0.5㎜とごくわずかですので痛みを伴うことはありません。

ただし歯を削る量は限られ、大きくスペースを作らなければならないときには対応できかねます。その場合には抜歯をして対応します。

「治療中の痛みが不安」という方へ

痛みの少ない治療
「いつもワイヤーに引っ張られる感じがする。ワイヤー調整後、強い痛みがあって辛い」

治療中の痛みは矯正治療をした方なら、ほとんどの人が経験していると思います。痛みが生じるのはワイヤーで引っ張り歯を動かすからですが、このとき力が強すぎると強い痛みとなって現われます。力を加えて歯を動かすのですから、ある程度の痛みが伴うのは仕方がないと言われています。ところが歯科技術の発達により、最近では痛みの少ない矯正が行われるようになってきたのです。

「優しい力で歯を動かす」をモットーに

痛みの少ない治療当院は「優しい力で歯を動かす矯正」を心がけ、痛みが少ない矯正治療を行っております。

ワイヤーの太さ、歯を引っ張る力、摩擦の少ない矯正装置などを使用し、患者さまの歯の状態を見ながら調整していきます。またあらかじめ"痛み"についても説明しますので、痛みに対する不安を与えることもありません。

患者さまの歯とからだに優しい治療ですので、安心して矯正治療を受けていただけます。

【痛みを少なくする工夫】細いワイヤーで力を弱める

痛みの少ない治療当院ではやさしい力でワイヤーを調整しながら、できるだけ痛みの少ない矯正治療を行っています。

歯槽骨の中にしっかり埋まっている歯を移動させるには、ある一定以上の力を加えなければ動きません。ワイヤーで引っ張る力がある一定以上でないと歯は動きませんが、最初から強い力を加えると負担がかかり強い痛みが生じます。

痛みの少ない矯正治療を行うには、最初はじわじわと弱い力で引っ張りながら、徐々に強い力に変えていくことが最も効果的です。

一人ひとりの患者さまごとに歯やあごの状態が異なるため、力加減の調整は難しい面もあります。院長は長年の臨床経験から、どの程度の力を加えれば動くか把握しています。強すぎず弱すぎず最小限の力で調整し、強い痛みを与えることがほとんどありません。

またワイヤーも初めは細くてしなやかなものを使用し、徐々に太くしていきます。歯やあごの状態を見ながら太さを変えるタイミングを判断しますので、一人ひとりの患者さまに合った痛みの少ない矯正治療が可能です。

痛みのメカニズムとは?

歯と骨の間には歯根膜という組織があり、神経と血管が通っています。わたしたちの歯は骨と歯根膜に支えられていますので、通常でしたら動くことはありません。

しかし歯列矯正をするためには、力を加えて歯を動かさなければなりません。では歯に力が加わると、どのような現象が起きるのでしょうか?

歯根膜が押されると同時に神経や血管も圧迫されます。すると押しつぶされた場所に炎症が起き、痛みが生じてきます。通常、ワイヤー調整を行ってから5〜6時間程度で炎症を起こし、痛くなってきます。

では、炎症はどのようにして治まり、痛みが消えていくのでしょうか?炎症が起きると破骨細胞が出現し、圧迫された骨を吸収していきます。すると圧迫がなくなり、炎症が治まり痛みが消えていくのです。通常ですと痛みが出てから3日後ぐらいに引いていきます。

子どもと大人で差がある痛みが治まる時期

痛みが現れる時期や期間は個人差があります。一般的に10〜20代の若い方でしたら調整後5〜6時間程度で痛み初め、その3日後ぐらいで治まります。しかし年齢が高くなるほど予測が難しくなり、40代以降の方では1週間ぐらい痛みが続くこともあります。

調整後の痛みは骨が吸収されるまでの時間に影響しています。若い人ほど早く、年齢が高くなればなるほど遅くなるうえ長引きます。

たとえば骨折したときお子さまとお年寄りを比較すると、お子さまのほうが早く回復します。歯に関しても同じことがいえ、お子さまでは調整してから3日後には痛みが消えていきます。

極力痛みが出ないように注意を払っていますが、万一、どうしても我慢できない場合は、市販の鎮痛剤を服用すれば楽になります。

噛み合わせを考えた矯正を

噛み合わせを考えた矯正
良い噛み合わせとは、ただ単純に前歯がきれいに並ぶだけでなく、左右の上下奥歯がしっかり噛み合い、上下の歯を合わせたまま下顎を前後左右に動かした時に理想の接触状態になることです。

当院では、こうした機能的な噛み合わせが得られるような矯正治療を目標としています。

【噛み合わせを考えた矯正】「機能」する噛み合わせをつくるために

噛み合わせを考えた矯正矯正治療を考えるとき、あなたは何を重視しますか?
噛み合わせですか?美しく整った歯並びですか?

患者さまの多くは歯並びや出っ歯など、見た目を気にしています。最近では噛み合わせを心配している方も増えてきましたが、やはり歯並びの美しさを訴える方が圧倒的です。

本来の矯正治療の目的は、顎や口の機能を回復し、上下の歯がしっかりと噛み合う正しい噛み合わせに導くことです。いくら見た目だけを整えても、噛み合わせが正しく唇・頬・舌の筋肉が正しく機能しなければ、あまり意味がありません。

当院では噛み合わせを重視した矯正治療を行っています。院長は大学時代、噛み合わせや顎運動をテーマに研究を行って来ました。また歯が動くときの骨の代謝や、矯正装置を使うと歯や骨にどう効いていくのかなどを調べながら、"機能する噛み合わせ"の研究に力を注いできました。

この研究をもとに最新技術を駆使した治療を行っていますので、機能面および審美面に優れた矯正が可能なのです。

当院が行う矯正治療の取り組み

噛み合わせを考えた矯正当院では噛み合わせを重視した矯正を行うために、あごの位置と口腔内の広さを考慮した矯正治療を行っています。

あごの位置がズレた状態で、上下の歯が噛むような噛み合わせを作ると、唇や頬、舌の筋肉が正しく機能せず咀嚼機能が正常に働きません。矯正治療を行うときは、正しいあごの位置で噛み合っているかどうか見ながら、上下の歯がきちんと噛み合う位置に導いていきます。

またあごの骨が小さいと口腔内が狭くなり、舌が治まるスペースがありません。舌を上手く動かせなくなるため筋肉が発達せず、嚥下機能(食べ物を飲み込む)や発音などに影響が出てきます。

そこで口の中の広さを調べ、狭い人の場合は舌が充分に治まるスペースを確保するために、あごを広げる治療を行います。これら二つのことを考慮しながら、もっとも最適な方法で、機能面を考慮した治療を行っています。

悪い噛み合わせが顎関節症を引き起こす

噛み合わせを考えた矯正噛み合わせが悪いとからだに様々な影響を与えます。とくにあごに与える影響は大きく、顎関節症などのあごの病気を引き起こします。さらに咀嚼面からみても効率が悪くなり、食べた物をうまく噛み砕くことができなくなり、胃や腸に負担がかかります。

また姿勢が悪かったり、背中や腰などが曲がっていたりするとあごがずれるため、噛み合わせが悪くなり、頭痛や肩こり、顎関節症などの様々なトラブルが現れます。つまり、私たちのからだにとって、噛み合わせは重要な働きをしているのです。

当院では噛み合わせを考えた矯正治療を行っていますので、患者さまの健康な歯とからだを作ります。

理想的で正しい噛み合わせとは?

噛み合わせを考えた矯正当院では正しい噛み合わせに導くために、噛んだときにあごが正しい状態にあるか、上下の歯がうまく噛み合っているか、ズレていないかなど、患者さまの口の中の状態を見ながら判断していきます。

正しい噛み合わせとは、下顎が正しい位置にあり、上下の歯がしっかりと噛み合った状態をいいます。

(1) 奥歯で歯を噛み合わせます。このとき前歯にわずかな隙間ができます。
(2) 前歯を噛み合わせます。すると奥歯に少し隙間ができます。
(3) 歯を左右に動かします。犬歯同士がぶつかりあい、奥歯が少し開いた状態になります。

上記のすべてにあてはまる状態が理想的で正しい噛み合わせです。

【子供の矯正ガイド】子供の矯正について

子供の矯正
「うちの子はどうやら、受け口みたい......」「上の前歯が出ているので、口を閉じられず、いつも前歯が見えている」----お子さまの歯並びについてお悩みのご家族の方はいませんか?悪い噛み合わせをそのままにしておくと、実は将来にたくさんのリスクを抱え込むことになります。

お子さまの未来のために。治療の効果の高い子供時代に、矯正歯科治療を受けることをオススメしています。

子供の矯正で大切なのは、治療をスタートするタイミング

子供の矯正「3歳児検診に行ったら受け口と言われた。何となく歯並びが気になる」このように、お子さまの歯並びについて気になることはありませんか?

当院の院長はお子さまの矯正治療を得意とし、混合歯列期(乳歯から永久歯に完全に生えかわる前の時期)からの治療を行っています。

早い時期から治療を始めるのは、お子さまの成長を利用した矯正治療が可能だからです。矯正装置で発育をコントロールできるので、効率よくあごの骨を広げ、歯が移動するスペースを確保でき、非抜歯矯正が可能になります。

しかし成長のスピードは一人ひとりのお子さまによって異なり、治療を始めるタイミングを見誤ると、予期せぬ結果にもなりかねません。肝心なことは早すぎず、遅すぎず、その子にとって適切な時期を見逃さないということです。

当院では長年の研究と臨床経験から、一人ひとりのお子さまに合った治療時期を的確に判断し、その症例に合った最適な装置を使用していきますので、無理のない治療ができます。

治療の優先順位を決める骨格バランス

子供の矯正お子さまの矯正治療を始める時期は、歯やあごの状態により一人ひとり異なります。8歳ごろから始める場合もあれば、10歳ごろが適していることもあります。

当院では歯列不正や不正咬合で悩むお子さまには定期的に来院していただき、成長の過程を見ながら治療を始める適切な時期を判断します。

基準となるのは上あごと下あごの骨格と顔全体のバランスです。たとえば上あご、あるいは下あごの大きさと位置がアンバランスだと、成長したときに出っ歯や受け口になる可能性が高くなります。

そこで顔全体のバランスを見て、考えられる症状を予測し、治療の優先順位を決めていくのです。たとえば上顎の成長が強すぎるため出っ歯になる人は、上あごの成長を抑えることを優先していきます。

このように骨格のどの部分に問題があるのかを把握し、それをコントロールすることで、成長にあった矯正治療を可能にしています。

モチベーションを高める秘訣はメリハリのある治療

お子さまの矯正は大人と比べると治療期間が長く8歳〜18歳前後まで続きます。矯正装置を使用しない時期もありますが定期的な観察が必要ですので、人によっては10年近いお付き合いになることもあります。

ほとんどのお子さまは熱心に通って来られますが、中にはモチベーションが下がり、足が遠のきそうになる方もいらっしゃいます。

当院はお子さまのモチベーションを保つために、メリハリをつけた治療を心がけています。たとえば、矯正装置を使い歯を動かす期間は1か月に一度の通院で微調整を行います。一方、動きが落ち着き装置を取り外したら、半年に一度の通院に切り替え経過を観察します。
歯の動きとライフスタイル、そしてお子さまの性格に合わせた治療で、最後までモチベーションが保てるように導いていきます。

矯正効果の高い取り外し可能な矯正装置

当院では効率よくあごの成長をコントロールするために、「ヘッドギア」「バイオネーター」「上顎前方牽引装置(じょうがくぜんぽうけんいんそうち)」を使った矯正治療を行っています。

これらの装置は1日10時間程度の装着で治療効果を上げています。より効果をあげるには、できるだけ長時間の使用が理想ですが、お子さまの都合もありますので、ライフスタイルに合わせた使用をお勧めしています。


ヘッドギア
上顎前突・出っ歯のお子さまに使用します。10歳前後から装着し、おおよそ1年ぐらいで終わります。

あごの成長が強すぎるために起きる上顎前突や出っ歯に適応し、上顎・第一大臼歯に対し後方に力をかけ、首から後ろに引っ張るようにして装着します。

上あごの成長を抑え、上あごの奥歯を後方に移動させます。力の加え方を調整していきながらあごの成長をコントロールします。取外しが簡単にできますので、外出・通学中の取り外しが可能です。

バイオネーター
下あごの成長を前方に誘導する目的の矯正装置で、下あごと上あごの噛み合わせをよくし、出っ歯を改善します。この装置は下あごを正しい位置に誘導するために、噛み合わせたときに下あごが前に突き出るよう作っています。使用する時期は下あごの成長が旺盛な12歳前後から始め、約1年で治療が終わります。

上顎前方牽引装置(じょうがくぜんぽうけんいんそうち)
上あご全体を前方に誘導する装置で、受け口の治療に使用します。顔の前方につけたフレームと口の中に入れた装置をゴムでつなげ、上あごを前に引っ張りながら上あご全体を前方に移動させます。8〜9歳前後から始め約1年で治療が終わります。

院長の技術力と治療へのこだわりについて

院長の技術力
「矯正専門医院はたくさんあるけど、どの医院を選べばいいか迷っている」という方は多いのではないでしょうか?当然ですが、ひと口に「矯正の専門医院」といってもプロ選手と同じように、二軍選手からメジャーリーガーまで、治療技術には大きな差があります。

このページでは、当クリニック院長の技術力と治療へのこだわりについてご紹介します。

5000症例以上の治療を行ってきた歯科矯正のエキスパート

院長の技術力当院の院長は大学で教鞭を取る傍ら、最新の技術を用いた専門性の高い矯正治療で口唇裂・口蓋裂(唇(くちびる)や上顎に披裂(ひれつ)が生じて生まれてくる先天的な病気)を始めとする多くの難治症例を治療してきました。これまでに5000症例以上の経験があり、その知識と技術は極めて高く、日本矯正歯科学会の認定医と指導医の認定を受け、後進指導にも力を注いでいます。

城西歯科大学(現・明海大学歯学部)を卒業後、一般歯科開業医のもとで勤務しながら、専門的な矯正技術の研鑽をも積んできました。その後、より本格的な矯正技術を習熟するために昭和大学歯学部歯科矯正学教室に入局。助手・講師・助教授を歴任し、歯学博士の称号を得ています。

1994年東京都・町田市に当院を開設し、多くの患者さまの矯正治療にあたってきましたが、2000年より明海大学歯学部歯科矯正学講座の主任教授に就任。その間、院長代理に当院の診療を任せ、2010年3月に大学を退任後、院長として復帰し、最新の技術を用いた矯正治療を行っています。

なお学会等でも活躍し、日本矯正歯科学会理事、東京矯正歯科学会会長、日本顎変形症学会評議員、日本口蓋裂学会評議員などを歴任しています。

日本最大の矯正歯科学会/日本矯正歯科学会「認定医」「指導医」

院長の技術力矯正歯科は歯科治療の中でも極めて専門性が高く、治療結果はドクターの知識や技量に左右されます。そのため多くの矯正歯科医は学会などに所属しながら、より専門性の高い矯正技術の向上に務めています。その学会の一つが日本矯正歯科学会です。

この学会は矯正歯科医のレベルアップを図り、適切な矯正治療を行うことを目的としています。矯正治療を行う歯科医師であれば、ほとんどの方が入っていると言われるほど、権威のある学会です。

同学会では優れた矯正歯科医を輩出するために「認定医」および「指導医」の認定制度を設け、厳しい基準をクリアした矯正歯科医だけに与えています。

当院の院長は同学会の認定医と指導医の二つに認定されていますので、それだけでもその技術力がお分かりいただけることと思います。


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