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2011年11月 1日

矯正治療はいつから始めたらいいの?(1.前歯がガタガタの場合)

お子様の矯正治療をいつから始めたらよいかという質問を親御様からよく受けます。症例の内容によりそれぞれ治療開始の適切な時期が異なりますので、一口にいつとは言い図らづらいものです。

今回は、永久歯の前歯がガタガタに生えてきたケースについて、お話します。

だいたい5~6歳ごろになると下の前歯が、6~7歳頃に上の前歯が永久歯に生え変わります。この時、永久歯が並ぶスペースが顎に十分に無いとガタガタに並んでしまいます。藪のように無秩序に並んでいることから、叢生といわれます。

以前は、このような状態は全部永久歯に生え変わるまで放置しておき、永久歯列期に犬歯の後ろの歯を上下左右で4本抜歯して治療していました。

今は私のクリニックでは、前歯の歯並びが悪いことが分かる6~7歳頃に来てもらえれば、放置することなく歯並びの横幅を徐々に増やして行きスペースよ増やすようにしています。

こうすることで、抜歯をすることなくきれいな歯並びにする事ができる場合が多くあるからです。

しかし100%の確立で抜歯が不要になるわけではありません。なかには顎の成長が弱く、最終的に抜歯をせざるを得ないケースもあります。1~2割の確立だと思います。

しかしこのような場合でも、時間をかけて顎を広げたことがまったく無駄になったというわけではありません。できるだけ顎が大きくなっていれば、その後の歯を並べる治療がスムースに行えるうえ、口の機能からもより望ましいからです。

このようなことから、前歯の歯並びが悪いことに気づいたらできるだけ早く相談に来てもらえるとありがたいのです。


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